2008新宿エイサーまつり

最終更新日:2008年7月26日

写真:新宿エイサーチームの演舞
写真:「さんさら」のミニライブ
写真:新宿エイサーチームの演舞
写真:ダイナミックな動きの締太鼓
 今日26日、「2008新宿エイサーまつり」が、新宿駅東口周辺の9会場で開催された。

  平成14年に新宿東口の4商店街が中心となって始めたこの催しは、今年で7回目。30度を超える暑さの中、今年も多くの見物客が訪れた。

  エイサーは沖縄の盆踊りとも言える伝統舞踊で、歌に合わせて太鼓を打ち鳴らしながら踊るダイナミックな演舞が特徴。沖縄の郷土色豊かな衣装を身にまとった踊り手が隊列を組み、威勢のいい掛け声を上げながら舞いを披露する。

 まず、午後1時30分から、スタジオアルタ前でオープニングセレモニーが行われ、中山弘子新宿区長は「この催しも、今やすっかり新宿の夏の風物詩として定着しました。沖縄伝統のエイサーを、皆さんも心から楽しんでください」とあいさつした。

  セレモニーでは、沖縄民謡歌手のグループ「さんさら」の古謝美佐子さん、宮里奈美子さん、比屋根幸乃さんによるミニライブも行われた。沖縄の伝統的な楽器「三線」(さんしん)の音色と歌声が響き渡ると、新宿のまちが沖縄一色に染まっていった。

 午後2時からは、新宿通りの5会場でエイサーがスタート。

  スタジオアルタ前の会場では地元の「新宿エイサーチーム」が1番手として登場。低音を響かせる大太鼓や、大きく振り回しながら踊る締太鼓、パーランクーと呼ばれる手持ちの小太鼓を打ち鳴らしながら踊る息の合った演舞に、大きな歓声が寄せられていた。

  そのほかの会場でも多くの観客が詰めかけ、手拍子を鳴らしたり掛け声をかけたりしながら思い思いにエイサーを楽しんでいた。最前列で観賞していた観客の一人は「沖縄が大好きなので、エイサーまつりは毎年楽しみにしています。太鼓の音の響きと迫力のある踊りにやみつきです」とエイサーの魅力を語ってくれた。

  夕方からは、新宿高島屋・東口中央通り・歌舞伎町シネシティ広場・モア4番街の各会場でも演舞が始まり、午後9時まで各チームの演舞が繰り広げられた。

 今年の新宿エイサーまつりには、昨年より多い20チーム、約1,000名が出演。沖縄県からの派遣チーム、都内を拠点に活動しているチーム、小学生のチームなど、それぞれのチームが持ち味を生かして自慢の踊りを披露していた。

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