歌舞伎町ルネッサンス推進協議会「歌舞伎町タウン・マネージメント」発足式を開催

最終更新日:2008年7月10日

写真:マイクで話す中嶋氏(右)と、金城氏(左)
写真:マイクで話す清水氏(コーディネーター)
写真:会場を後方から見る
写真:あいさつする新村氏(歌舞伎町TMO代表)
 10日午後2時、歌舞伎町ルネッサンス推進協議会(会長:中山弘子新宿区長)は、「歌舞伎町タウン・マネージメント組織」(以下、歌舞伎町TMO)(代表:新村雅彦・歌舞伎町商店街振興組合理事長)の発足式を、東京都健康プラザ・ハイジア(歌舞伎町2-44-1)で開催した。

 「歌舞伎町TMO」は、協議会の下、歌舞伎町ルネッサンスのプロジェクト(クリーン作戦・地域活性化・事業者誘致・まちづくり)を進めていく主体。今日の発足式には、関係者など約60人が出席。冒頭中山区長は「今日が新しいステップの始まり。歌舞伎町のイメージアップのため、発信力のある活動を着実に展開していきましょう。継続が力になります」と力強く述べた。

 第1部は、「歌舞伎町TMO」が取り組む事業説明や事務局職員の紹介、協議会委員による提案。ホームページの立ち上げやインフォメーションセンターの開設、一斉パトロール、大久保公園の活用を進めていくことなどを紹介した。また、協議会の高橋誠委員((株)創造開発研究所所長)から「イメージアップにはマスコミによる情報発信が大事」「4月19日を"新宿の日"にしては」といった提案も出された。

 第2部は、「事例に学ぶまちづくり」と題して、大丸有(大手町・丸の内・有楽町地区)の事例に基づく提言。大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会事務局長の中嶋利隆氏、大丸有エリアマネジメント協会事務局長の金城敦彦氏が、(株)アフタヌーンソサエティ代表取締役清水義次氏をコーディネーターに、歌舞伎町エリアマネジメントへの提言を行った。

 その中で中嶋氏は、「エリアマネジメントにおいて重要なのは、最終形を定めず、ひとつずつ良いものをつくっていくこと」と話した。まとめとして清水氏は、「まちのイメージを変えていくのは大変なこと。エリアの価値は、地道な努力の積み重ねで上がっていくものです」と話し、式を締めくくった。

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