生と死と輝きの物語「ミュージカル 火の鳥」開幕

最終更新日:2008年4月25日

写真:公演の一幕(写真提供・劇団わらび座)
写真:公演の一幕(写真提供・劇団わらび座)
写真:公演の一幕(写真提供・劇団わらび座)
 本日25日、新宿区と劇団わらび座の共同制作によるミュージカル「火の鳥~鳳凰編」(原作:手塚治虫)が、今年3月にリニューアルオープンした新宿文化センター(新宿6-14-1)で開幕した。

 「火の鳥~鳳凰編」は、8世紀・奈良時代の日本を舞台に、東大寺の大仏殿建立をめぐる2人の仏師の物語を、永遠の生命の象徴である「火の鳥」を軸に壮大なスケールで描いた作品。

 新宿区は、平成15年4月7日に高田馬場で誕生した「鉄腕アトム」を「新宿未来特使」に任命するなど手塚治虫ゆかりの地であり、手塚治虫生誕80周年に当たる今年、このミュージカルの上演に向けて、たざわ湖芸術村(秋田県仙北市)を本拠とする劇団わらび座と共同で制作を進めてきた。

 公演初日の今日は、開演に先立って舞台挨拶が行われ、中山区長は「ミュージカル「火の鳥」が初日を迎えたことを大変うれしく思います。「火の鳥」は、生命の大切さを感じさせる作品であり、ぜひ多くの方々に鑑賞してもらえれば」と、この公演への思いを語った。

 ミュージカル「火の鳥~鳳凰編」は、5月4日(日)まで(4月28日(月)と5月1日(木)は休演)新宿文化センターで上演され、その後2年間にわたる全国公演が予定されている。

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