あなたもできる地域デビュー 生涯現役交流会を開催

最終更新日:2008年3月30日

写真:抱負を語る塾生のみなさん
写真:おもちゃ修理のコーナー
写真:刀で腕を切る(がまの油売り)
 3月30日(日)午後1時から、新宿区(区長:中山弘子)は、四谷地域センター(内藤町87)で「新宿区生涯現役交流会」を開催した。

 この交流会は、区が、退職を迎える方や子育てを終えたシニア世代の方を対象に、知識や経験を生かして地域で活動するきっかけをつくる目的で19年7月23日から実施した講座「生涯現役塾」の参加者15名が主体となって、人と人・人と活動が出会う場として企画・運営したもの。

 当日は、午後2時から中山区長と塾生による討論会「地域デビューを語る~家から一歩外へ出よう」を行った。塾生は、この生涯現役塾を通して感じたことや学んだこと、そして今後地域での活動へ向けて抱負などを語った。
 討論会の最後では、塾生一同の想いとして、「この塾で得た経験を生かし、「社会参加」することにより、よりよい「地域のまちづくり」の実現を目指す」や「この塾での学修を生かし、新たな生きがいを見つけ、人生の豊かさを求め続ける」などといった「生涯現役塾3・30宣言」を行った。

 その後、3時からは、塾生による「生涯現役人得意技披露タイム」。85歳の塾生が「こま回し」や「がまの油売り」を披露した。刀で腕を切るおなじみの口上で会場を盛り上げた。

 このほか、生涯現役塾の取り組みをパネルで紹介するコーナーや、ボランティアの募集情報を提供する地域活動紹介コーナー、地域での活動を実際に体験する路上ガム取りやおもちゃ修理のコーナーを設けた。

 企画・運営の代表を務めた塾長の安田明雄さんは「これからも情報交換・交流の場を設けていきたいです。地域活動はやってみることに価値がある。学んだことを生かして地域に貢献していけたらと思います。」と語ってくれた。
 会場には、地域活動への参加に意欲的な約35名の方が集まり、熱心に今後のさまざまな活動へ思いを馳せている様子だった。

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