平成30年第1回区議会定例会　本会議

平成30年2月15日から3月16日までの30日間を会期とする平成30年第1回定例会が開会しました。定例会には、「平成30年度新宿区一般会計予算」など予算関係12件、「新宿区職員定数条例の一部を改正する条例」など条例関係34件の議案を中心にご審議いただきます。

15日には、本会議で区政の基本方針と施策の大綱について、所信の一端を申し述べさせていただきました。区財政を取り巻く状況は、法人住民税の一部国有化や地方消費税の清算基準の見直しなど歳入減が懸念されます。歳出面では、区民税の増収を超える扶助費の増加や高齢者人口の増加による医療費などの社会保障費の増大が避けられません。

しかしながら、新宿の未来に決して悲観的な思いはもっていません。幅広い世代の皆さまとの協働によって多くの課題を乗り越えられると考えています。1月に行われた文化財防火デーの消防訓練に、一昨年放火火災に見舞われたゴールデン街の皆さんが参加されました。助ける側から助けられる側になった瞬間であったと思います。互いに支えあい、助け合う区民の力こそが「新宿力」の象徴であると考えています。

本年も現場・現実に向き合い、区政課題を的確に見極めながら、区政を推進してまいります。議会並びに区民の皆さまのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。