愛日小学校落成式典／徳行者表彰式

平成27年から始まりました愛日小学校の建て替え工事も、多くの関係者のご努力により、この日、無事に落成式を執り行うことができました。

これからのまちづくりには、学校・家庭・地域が緊密な連携を図り、豊かな文化と活力に満ちた地域社会の形成を目指すことが必要です。

学校には、地域コミュニティの核としての役割を担い、地域に開かれた施設として、生涯学習、まちづくり、防災拠点としての機能を高めた施設としての役割が期待されています。新しくなった愛日小学校は、このようなことにも配慮し、シンプルな中にも使い易さを第一に考えて、建設を進めてまいりました。

アリーナに飾られた校歌板は、旧校舎にあったヒマラヤスギを子供たちが彫って作成しました。また、校舎の外壁や各階の壁の色、インターロッキングの模様など、子供たちに選んでもらうことで、学校に愛着を持ってもらえることと思います。

この日の落成式を迎えるまでの間、地域の皆さまをはじめ、多くの方々のご理解とご協力を賜りましたことに、深くお礼申し上げます。

平成28年度徳行者表彰式に出席しました。徳行者表彰は、人命救助や他の模範となる善行のあった皆さまのご功績をたたえるために毎年表彰式を行っています。

本年度は、人命救助をされた方6名、青少年健全育成に尽力された方1名、計7名の皆さまを表彰させていただきました。安西康江様は、路上で倒れた方に、救急隊が到着するまでの間、胸骨圧迫心マッサージを行い、救命を行いました。田代俊之様も同様に、路上で倒れた方に、人工呼吸、胸骨圧迫及びＡＥＤによる除細動などを行い、人命救助をされました。

山田太一郎様、鈴木則雄様、笠井信孝様、高橋義宏様の4名は、昨年4月に新小川町で発生した火災に際し、協力して現場に取り残された高齢の女性を救出されました。

千田政明様は、長年、少年補導員として、歌舞伎町などの繁華街で街頭補導活動に従事され、家出、無断外泊の青少年に温かい声掛けを続けてこられました。

この日表彰させていただきました皆さまの人命救助に関わる的確な対応や、長年にわたる地道な活動に対し、心から敬意を表し、感謝を申し上げます。