鉄砲組百人隊出陣の儀・新宿内藤とうがらしサミット・UTCオンステージ＆たんす緑と花のまちづくりフェア2015

「第28回 江戸幕府鉄砲組百人隊 出陣の儀」が皆中稲荷神社で開催されました。江戸幕府の鉄砲組同心たちが射撃の上達を祈願した儀式を昭和36年に復活させたといわれ、以来50年あまりにわたって、地域の方、保存会の方々を中心に大切に受け継がれてきたものです。

隔年で行われるこの「出陣の儀」、今回も大勢の方が皆中稲荷神社に見学に集まり、各発射場所では勇壮な火縄銃の発射が披露されました。

出陣の儀に向けて本業の傍ら、さまざまな準備や練習などに励まれ、ご尽力くださった多くの関係者の皆さまに感謝を申し上げます。新宿区の貴重な登録無形民俗文化財である江戸幕府鉄砲組百人隊を区民の皆さんとともに大切に保存していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。

「新宿とうがらしサミット」が学習院女子大学で開催されました。地域の皆さんをはじめ、関係者の方々が新宿ゆかりの「内藤とうがらし」の普及活動に取り組まれています。小中学校の校庭での栽培・観察をはじめ、とうがらしの料理や食育活動なども推進されています。

この日は、小学生から大学生の皆さんの日ごろの活動成果を発表しました。若い世代の方々が新宿の貴重な伝統文化や歴史を未来につなげる素晴らしい活動であり、とてもうれしく思います。

「平成27年度 UTCオンステージ＆たんす緑と花のまちづくりフェア2015」が牛込箪笥地域センターで開催されました。牛込箪笥地域センター管理運営委員会と箪笥地区協議会が一体となり、たくさんの団体がそれぞれの持つ力や個性を発揮しながら連携して地域を盛り上げる素晴らしいイベントです。

ホールでの「UTCオンステージ」は、地域センターの26の登録団体の皆さんによる発表が行われ、日頃の練習の成果をおおいに発揮されたことと思います。また、地区協議会が運営する、「たんす緑と花のまちづくりフェア」は、地域で花や緑を大切に育てている方々のご紹介や、草花の種をまぜて作る粘土団子の体験など、箪笥地域の緑を増やす取り組みとして定着しています。

笑顔があふれる区民ホール、緑を慈しむ地域の皆さんの活動、懐かしい昔遊びなど、地域のつながりを深め、広げていただいている皆さんの活動に感謝申し上げます。ぜひ、今後も続けていただきたいと思います。