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100歳以上の高齢者訪問

最終更新日:2015年9月8日

9月2日(水)~8日(火)
  100歳以上の高齢者訪問(区内高齢者宅等)
今年も敬老の日を間近にひかえた9月初め、区内在住の新100歳の高齢者(大正5年3月31日までに生まれた方)のご自宅や高齢者施設を訪問して、ご長寿をお祝いしました。100歳以上の方は、158名(平成27年9月1日現在)、区内最高齢者は女性で106歳、男性は105歳の方です。

石井春次さんは、かつて魚河岸で働いておられ、毎日2時に起床して仕事に励んでおられたそうです。春に行かれた那須塩原旅行について、楽しそうにお話くださったことが印象的でした。
写真:石井春次さん
写真:石井春次さん
吉田喜美子さんは、大変お元気で玄関まで出向かえてくださいました。外出はなかなかできないそうですが、家の中では手すりにつかまることなく移動され、日ごろから適度な運動を心がけておられるそうです。食事も好き嫌いなく、おいしく召し上がるそうです。
写真:吉田喜美子さん
写真:吉田喜美子さん
原豊吉さんは、現在も町会の現役の役員として、地域の見守りをしてくださっているとのこと、心から感謝申し上げます。長生きの秘訣は、何でも自分ですることだそうです。90歳を過ぎてからでも、北海道にいるお孫さんのところに年に4回ほど、自分で飛行機の切符を買って行かれたそうです。
写真:原豊吉さん
写真:原豊吉さん
岡野ハルさんも、何でもおいしく召し上がるそうです。15~6歳の時から新宿にお住まいで、戦時中の空襲のことが一番記憶に残っておられるそうです。7月にご病気で1か月間入院されましたが、リハビリで歩く練習をされ、現在では手すりを利用して自分で歩けるようになったそうです。本当に素晴らしく、嬉しく思います。
写真:岡野ハルさん
写真:岡野ハルさん
飯沼慶子さんは、現在も月に2回、百人一首の会に行かれ、95歳までは元気館で謡曲を教えておられたそうです。とてもお元気で、お一人で階段を昇り降りされています。60歳の頃から布彩画という絹の布を細かく切って、ピンセットで貼り付けて作る絵を作成されているそうで、お部屋には、素敵な作品がいっぱい飾られていました。
写真:飯沼慶子さん
写真:飯沼慶子さん
追分留子さんは、健康の秘訣は朝起きてベッドの上での30分ほどの体操だそうです。踊りもされていたので足腰もしっかりしているそうです。91歳の時に骨折し、2か月ほど入院されたそうですが、寝たきりにならないためにリハビリに励まれ、92歳の時には1か月アメリカに行かれたそうです。身だしなみに気を配ることが、張りのある生活につながっているそうです。
写真:追分留子さん
写真:追分留子さん
馬口照子さんは、ご自宅にひ孫さんも集まり、にぎやかだそうです。毎朝、新聞を読むことが日課で、新古今集や短歌などの読書も楽しまれているそうです。
写真:馬口照子さん
写真:馬口照子さん
八代光子さんは、週に5回、元気にディサービスに通われているそうです。夏場はちょっと食欲が落ちたそうですが、最近は食欲もあってお元気なご様子でした。
写真:八代光子さん
写真:八代光子さん
今年は、44名の高齢者の皆さまを訪問しました。私は区長として初めて訪問させていただきましたが、実際にお会いして、日常の暮らしぶりやご自身の経験、生い立ちなど、人生の先輩方の貴重なお話を聞かせていただきました。ご長寿の皆さまは新宿区の誇りであり、私をはじめ、区民の皆さんにも勇気をいただける希望の星です。 心からご長寿のお祝いを申し上げるとともに、ご家族をはじめとする多くの方々の温かい関わり、支援や介護に感謝申し上げます。どうかこれからも、皆さまがお健やかな日々を送られますようお祈り申し上げます。

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