ベルリン市ミッテ区訪問

新宿区と友好都市関係にあるベルリン市ミッテ区（旧ティアガルテン区）のハンケ区長様からお招きをいただき、初めてミッテ区を訪問しました。ミッテ区との交流は今年で21年目を迎えます。

ハンケ区長様への表敬訪問では、新宿区とミッテ区の青少年交流、多文化共生など情報交換を行ない、新宿区とミッテ区の共通点や、互いに学びあえる関係であることを改めて認識することができました。

新宿区とミッテ区との提携は、ヴィルヘルム皇帝記念教会のバッハ合唱団が新宿区第九合唱団との共演のため、来日したことがきっかけです。私も美しいガラスブロックのヴィルヘルム皇帝記念教会を訪ね、現在まで続く青少年の国際交流に思いを馳せ、感慨深い体験となりました。

平成4年からベルリンへの青少年派遣と新宿への受入れを毎年交互に実施し、交流を重ねてきました。今年は8月18日（火）～30日(日)の13日間、新宿区からミッテ区に青少年を派遣し、お互いの国を理解することや、話す言語が違ってもお互いを思いやることで気持ちが通じ合うことなど、大切なことを学んでいます。

青少年の国際交流をとおして、日本と異なる生活習慣や文化を体験し、その背景にある考え方を学ぶとともに、新宿、そして日本の現状を紹介し、お互いの理解を深めることができたと思います。未来の両区そして両国の架け橋となる人材となることを期待しています。