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夏目漱石記念施設整備プロジェクトVol.3
講演会とシンポジウム「夏目漱石と青春」

最終更新日:2014年12月14日

12月14日(日)午後2時~
  夏目漱石記念施設整備プロジェクトVol.3 (早稲田大学大隈記念講堂)
  講演会とシンポジウム「夏目漱石と青春」
慶応3年(1867年)に現在の喜久井町に生まれた夏目漱石は晩年の9年間を早稲田南町の「漱石山房」で暮らしました。「漱石山房」は戦災によって焼失してしまいましたが、区は区立漱石公園となっているこの場所に、漱石生誕150周年にあたる平成29年2月の開館をめざして、(仮称)「漱石山房」記念館の整備を進めています。
写真:夏目漱石コンクール受賞者の皆さん
写真:夏目漱石コンクール受賞者の皆さん
写真:あいさつする吉住区長
この日は、「新宿区夏目漱石記念施設整備プロジェクト」の第3弾として、講演会とシンポジウム「夏目漱石と青春」を開催しました。

第1部は、今年度初めて実施した「新宿区夏目漱石コンクール」の優秀作品表彰式を行いました。読書感想文2,175点、絵画981点の応募をいただき、子どもたちの自由な発想や豊かな表現力に無限の可能性を感じました。文豪漱石の名作を次の世代にしっかりと引き継いでいきたいと思います。
写真:「くまモン」も登場
写真:表彰式の様子
写真:表彰式の様子
第2部は、作家で医師の夏川草介さんによるご講演「漱石と私」。夏川さんの「神様のカルテ」は患者に寄り添い、漱石を敬愛する若い医師が生き生きと描かれています。第3部のシンポジウムは、テーマを「もっと若者に漱石を!」とし、パネリストに夏川草介さんのほか、作家の森まゆみさん、漫画家の香日ゆらさんをお迎えして、著作や書簡などを通じて、漱石の人柄を解読していただきながら、若い世代にも伝えたい漱石文学の魅力を伺いました。
写真:夏川草介さんの講演
写真:シンポジウムの様子
写真:満員の会場
国の重要文化財である「早稲田大学大隈記念講堂」を会場として提供してくださった早稲田大学様、本イベントの企画運営にご協力いただいた朝日新聞社様をはじめ、ご協力いただいた皆さまに改めて御礼を申し上げます。

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