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家庭(かてい)から出(だ)されるごみの流(なが)れ

 このページではご家庭から出されるゴミが、どういう流れで処理(しょり)されるかを、説明(せつめい)します。

燃(も)やすごみ

燃(も)やすごみ画像1

 燃やすことができるごみを、「燃やすごみ」といいます。
 可燃ごみは区役所(くやくしょ)の職員(しょくいん)が回収(かいしゅう)しています。毎週(まいしゅう)2回(かい)回収していますが、歌舞伎町(かぶきちょう)のような繁華街(はんかがい)では、毎週6回回収しています。
 燃やすごみは回収されると、品川(しながわ)や豊島(としま)にある、23区が管理(かんり)する、清掃工場(せいそうこうじょう)に運(はこ)ばれて燃やされます。
 燃やすごみは燃やされると、"スラグ”というとても細(こま)かい灰(はい)になります。このスラグを23区が管理する新海面処分場(しんかいめんしょぶんじょう)に埋め立て(うめたて)たり、建設資材(けんせつしざい)として活用(かつよう)したりします。

※ 新海面処分場は東京湾(とうきょうわん)にあります。
※ 右上(みぎうえ)の絵は主(おも)な燃やすごみです。どういうごみが燃やすごみになるのかを、確認(かくにん)しましょう。

画像2

 右の写真は、2003年の新海面処分場の航空写真(こうくうしゃしん)です。ここに燃やすごみのスラグなどが埋め立てられています。埋め立てられる残(のこ)りのスペースはどんどん少(すく)なくなっています。
 東京都(とうきょうと)23区の最後の埋め立て処分場(しょぶんじょう)なので、大事(だいじ)にしなければなりません。

金属(きんぞく)・陶器(とうき)・ガラスごみ

金属(きんぞく)・陶器(とうき)・ガラスごみ画像3

 燃えないごみのことを、「金属・陶器・ガラスごみ」といいます。
 金属・陶器・ガラスごみは区役所の職員が月に2回、収集(しゅうしゅう)しています。収集した金属・陶器・ガラスは、大久保(おおくぼ)にある新宿中継所(しんじゅくちゅうけいじょ)を経由し、不燃ごみ処理センターに運ばれます。
 不燃ごみ処理センターでは、金属・陶器・ガラスごみを細かく砕(くだ)きます。そして、その中(なか)から鉄(てつ)やアルミを回収します。鉄やアルミはリサイクルできるからです。その残りは中防外側処分場(ちゅうぼうそとがわしょぶんじょう)という所に埋め立てられます。中坊外側処分場は東京湾にあります。燃やすごみが埋め立てられている新海面処分場のすぐそばにあります。

※ 金属・陶器・ガラスごみは少なくなってきたので、平成22年4月からそれまでの週1回の収集から、月2回の収集に変わりました。
※ 右上の絵は主な金属・陶器・ガラスごみです。どういうごみが金属・陶器・ガラスごみになるのかを、確認しましょう。

粗大(そだい)ごみ

粗大(そだい)ごみ画像4

 タンスなどのような大きなごみは、粗大ごみといいます。粗大ごみ受付センターに申(もう)し込(こ)んで、品物(しなもの)の大(おお)きさなどを伝(つた)えると、有料(ゆうりょう)で回収(かいしゅう)されます。
 回収された粗大ごみは、粗大ごみ破砕処理施設(はさいしょりしせつ)という所に運ばれて、細かく砕かれます。東池袋中継所(ひがしいけぶくろちゅうけいじょ)という所を経由することもあります。
 細かく砕かれた粗大ごみからは、まずリサイクルできる鉄を取り出します。その後、可燃ごみと不燃ごみに分けて処理します。

※ エアコン・テレビ・冷蔵庫(れいぞうこ)(冷凍庫(れいとうこ))・洗濯機(せんたくき)・衣類乾燥機(いるいかんそうき)は、国(くに)の法律(ほうりつ)で、リサイクルしなくてはいけない、と決(き)められています。この理由(りゆう)から、これらは大きなごみですが、粗大ごみとして捨(す)てることはできません。