4月20日　柏木どんぐり公園オープン
北新宿の再開発エリアに地域の憩いの場が誕生

新宿副都心の北西部に位置し、現在、商業ビルや共同住宅等の大規模な再開発が進められている北新宿地区。この再開発エリア（北新宿地区第二種市街地再開発事業／施行面積約4.7ha）に、4月20日（日）、新しい区立公園「柏木どんぐり公園」（北新宿2-19、500.50m²）がオープンする。

地域に愛される公園になるように、平成24年2月には、北新宿2丁目町会をはじめとする地域の皆さんや地域で活動する団体が「（仮称）柏木どんぐり公園新設準備会」を立ち上げ、公園の計画づくりに携わってきた。
準備会では、公園整備を担当する東京都や公園管理者となる新宿区との意見交換会に加え、住民同士での検討会も多数開催し、魅力あふれる公園の誕生に向けて検討を重ねてきた。
公園のコンセプトとして「住民が安心してくつろぐ憩いの空間」「多世代が集い交流するシンボル空間」「地域の安全安心の拠点となる空間」を掲げ、平成24年7月には、公園のデザイン案などを盛り込んだ要望書を東京都再開発事務所に提出。都と区では、こうした地域の皆さんの大きな期待と熱い思いを計画づくりに反映させ、公園の整備を進めてきた。

公園の名前の由来にもなり、どんぐりの実がなる2本の「マテバシイ」は、公園のシンボルツリー。北側の1本は別の区立公園から移植したもので、「できるだけ大きな木がほしい」との地域の皆さんの要望に応え、幹回り70cmのマテバシイを植えた。

公園がオープンする20日（日）には、準備会の主催で「柏木どんぐり公園まつり」を開催。飲食物の模擬店が出店されるほか、子どもたちのダンスや太鼓の演奏も披露される予定で、多世代が交流しながら、新しい公園の誕生を祝う（午前11時～午後2時。雨天の場合は4月27日（日）に延期）。

区では、今後も地域の皆さんと協力しながら公園の維持管理を行い、地域に親しまれる身近な公園づくりを進めていく。